東京が恋しい

こんにちは!


なおとです。


日本を出発して一週間以上経ち、トラブルが起きながらも身体の方は特に問題なくやっています。
精神状態の方は前回も書きましたが、トラブルが起きたときにとても落ち込みましたがたくさんの人のおかげで立ち直りました。


再チャレンジしたミャンマーも無事に入国できました。


ミャンマーにはボランティアをするために来ました。
ミャンマーで僕がしているボランティアを簡単に説明します。


場所はミャンマーの首都であるヤンゴンから車で3~4時間走ったところにある小さな村です。


そして国際ボランティアなのに、外国人は僕しかいません。


ボランティアメンバーは僕とボランティアリーダーだけです。
つまり、ミャンマー人しかいない小さな村に1人だけ外国人(日本人)がいる状態です。
さらにこの村にこれまで外国人が来たことはなく、初めて見る外国人が僕という人がほとんどらしいです。
そのせいか、この村に到着すると50~60人の人が僕を見に来ました。
写真も撮って欲しいと頼まれ、ちょっとだけスターになった気分でした。


そんな初めての外国人に村の人は本当に優しくしてくれます。
子供たちもミャンマーの言葉をたくさん教えてくれます。


しかし、今の僕の状況を端的に言うと辛いです。
なぜかというとボランティアをさせてもらっている環境が僕にとって耐え難いものなのです。


ネット環境がない。
ご飯がおいしくない。
施設が汚い。


僕はこのあたりを想像していました。
しかし、現実はこの想像の遙か上をいっていました。


シャワーを浴びると行って連れて行かれた場所は完全に濁った井戸水が溜められた桶みたいなものがあるところ。


寝る場所もコンクリートの上に薄いシートが一枚だけ広げられたところで寝ていても、アリやハエやゴキブリなどが自分の体を登ってきます。


そして気温が高すぎます。日本の真夏と同じくらいの気温のなのですが、エアコンなし、扇風機なし、風通しが悪いの三拍子が揃っているので、夜寝るときも汗が止まりません。
自然に囲まれ、近所の人は家族のような環境で生活をし、電気ガス水道も引いていません。


日本の暮らしに飽き飽きしている人なら羨ましいと思うかもしれません。
僕も少し憧れていました。
しかし、憧れていた、思っていた環境とは全然違いました。


汚い、暑い、プライベートな時間は全くない、寝ても疲れ取れないなどなど正直このボランティアが終わる日が待ち遠しいです。
そんなことをずっと考えていると、なぜか実家の奈良ではなく、日本の大都会である東京が恋しくなります。


やはり文句は言いながらも、たいていの人は原始的な生活ではなく、近代的な生活をしたいから村から街、街から都市のように発展させて行くのだと思います。


今思うことは…


東京のオシャレカフェでゆっくりくつろぎたいです。

 

5/26 記