世界一周で学んだこと
こんにちは!
なおとです。
世界一周という自分にとって大きなものであればあるほどまとめが難しいと感じています。
これまで僕が経験した高校野球にしても、大学受験にしても、明らかな結果というものが存在します。
しかし、僕が世界一周をしたことによってどのような結果が生まれたのでしょうか?
強いて言うのなら生きて帰ってきたという最低限の結果です。
むしろ帰国後、果たして自分は成長することができたのか、何ができるようになったのか考えてもはっきりとした答えは見えないままです。
それでも今思っていることを文字に起こしてみたほうがいいと思ってこのブログを書いています。
僕が現在感じていることを3つ挙げてみたいと思います。
一、経験は経験のためにある。
二、鈍感力という武器。
三、幸せになるためには。
一、経験は経験のためにある。
経験については僕のブログでも何度か書いてきた内容です。
知識も重要ですが、やはり経験は大きな意味を持つと思います。
特にそれは次の経験においてです。
ある一つの経験をしても能力が上がるということはあまりありません。
コツコツと積み重ねれば大きな力となることは間違いありませんが、経験の最大の意義はそこにはありません。
ある経験によって、その次の経験に繋がるということです。
僕は子育てインターンに参加しましたが、そこで出会った人や出来事によって、ある方の講演会に行ったり、ボランティアをしたり、選挙のお手伝いをしました。
僕にとっては子育てインターンを経験したからこそ、次の経験が増えていきました。
世界一周も同じです。
世界一周をしたから感じれたこと、出会えた人などをきっかけにこれからも新しい経験をしていくことになると思います。
その積み重ねが大きな力になるのだろうと考えています。
二、鈍感力という武器。
一概には言えませんが、諸外国に比べて日本人は周りの顔色を伺う傾向にあります。
だからこそ、
ミスをしても正直に話せません。
あの人と話したいと思っても誘うことができません。
一人先頭に立って突っ走ることができません。
僕が出会った多くの外国の方は『寝坊しても笑顔、ミスをしてもすぐに謝る、思ったことは行動する』人が圧倒的に多かったです。
僕も怒られてもいないのに、自分がミスしたときにとても落ち込むことがあります。
敏感であるが故に気になってしまうのです。
しかし、外国の方の言動を見ていて鈍感であることは時には大きな力になるということを実感しました。
徐々に鈍感力をつけていきたいと思います。
三、幸せになるためには。
国が豊かだから幸せである。ことが必ずしも正しいわけではないということは周知の事実です。
幸せな国、ブータンにも行きました。
子供たちがたくさん笑っているアフリカの国々にも行きました。
世界のトップを走り続けるアメリカにも行きました。
どこが一番幸せなのでしょうか?
分かりません。
そもそもどのように指数化しようとも幸せを客観的に評価することは難しいです。
大切なのはその国が幸せかどうかではなく、自分がどう幸せになるかです。
ただ世界を旅して思ったことが一つあります。
自分の理想の幸福観を満たすことが必ずしも幸せとは限りません。
電気、水道、ガスがない村で過ごしても幸せな時間はありました。
ネットが自由に使えない国にいても幸せな時間はありました。
世界のイノベーションが起きるシリコンバレーにいても幸せな時間はありました。
自分が思っている幸せの形も世界も想像以上に小さいんだということを身を持って知りました。
そのように肌で感じれたことで、今悩んでいることや将来の不安が少しずつなくなっていくような気がします。
自分ってちっちゃ!って思ったときには幸せはすぐそこにあるはずです。
まだまだ学んだことはあります。
あると思います。
今はまだ気付いていないこともあるでしょう。
みなさん、まだ僕の話が熱いうちに会って話させてください。
話すことで自分の考えがまとまっていきそうです。
あと質問もたくさんください。
それでは、このブログを持ちまして、
『僕の語りたいことを語る時間』を終わらせていただきます。
2/22 記