ワークキャンプ(スリランカ編)

こんにちは!


なおとです。


スリランカでは二週間ワークキャンプをしていました。


空港を朝の8時頃に出て、バスの乗り換えなどもあり、ボランティアをさせてもらう村に着いたのは午後5時頃でした。
良くも悪くもスリランカに来た実感のない場所でした。


今回のワークキャンプメンバーは前回とは違い、しっかり各国から集まった8名の国際ボランティアらしいものでした。
ヨーロッパとアジアだけだったのですが、これまであまり外国人と関わっていなかった僕にとっては新鮮な環境でした。


ワークキャンプの内容を簡単に説明すると、村の方々の農業者をお手伝いすることがメインでした。
日本なら機械でやってしまうような基礎的なことや虫嫌いな僕ですがいちいち気にしていられないほどの虫達に触れるなど僕にとっては新しい経験でした。

 


僕はこのメンバーと生活する上で2つの苦しさを感じていました。


1つ目は、やはり言語の壁です。

 

飛び交う英語の会話に全く理解できずにおいていかれることこともしばしばありました。
1対1での会話では分からなかったその都度、聞き返すことはできるのですが、大勢で会話が始まると、スピードにも内容にもついていくことができず苦痛な時間でした。
酷い英語力というのは前々から分かっていましたが、改めて現実を突きつけられた日々でした。


2つ目は価値観の違いです。

 

ヨーロッパのメンバー達は好奇心が旺盛でした。
何をするにしてもバンバン質問が飛び交い、全ての話に興味深々といった様子でした。
休暇日に観光をしていても、あれもこれも行きたいと言い、早朝から夜遅くまで観光しました。
これに腹が立つことが何度かありました。
好奇心が旺盛なことは素晴らしいことだと思うのですが、悪く言えば自分中心の考え方なんだと思いました。
自分の行きたいこと、やりたいことを最優先するのですが、おそらく悪気もなければこれが当たり前なのだと思いますが、空気を読んだ言動をして欲しかったです。


この言動と価値観という多くの人がぶち当たる壁にぶつかって、国際ボランティアらしかったなと思いました。


そんなワークキャンプでしたが、楽しい面もありました。


何より僕が末っ子だということもあり、たくさん可愛がってもらえました。


そして僕のメンバー間での立ち位置が日本で仲の良い友達と一緒にいるときと同じような場所でした。


相手が誰であろうが、自分の心地の良い立ち位置、楽だと思える立ち位置は変わらないんだなと思いました。
初対面で特に国際も違えば、気を使ったり自分の性格を押し殺してしまいがちですが、自分の心地の良い立ち位置につけるように仲良くなっていくことが大切だなと感じました。


今後どの環境にいても、このことを忘れずに自分の居場所を探していきたいです。


この二週間のワークキャンプはあっという間に終わりました。


前回のミャンマーワークキャンプに比べてやることが多かったり、メンバーが多く暇を持て余すことが少なかったからかなと思います。


人は朝、目覚めたときにやるべきことがあり、それを誰かと共有できることで充実した日々を送ることができるのだと思います。

 

6/27 記