キガリ虐殺記念館へ行ってきた
こんにちは!
なおとです。
今日はキガリにある虐殺記念館へ行ってきました。
大雨の中、モト(バイクタクシー)に乗りずぶ濡れで到着しました。
その影響かそれとも虐殺記念館に展示品のむごさか、ゲストハウスへ帰りは体調が少し悪くなりました。
今は全く問題ありませんが…
これまで僕は広島や長崎の原爆資料館、沖縄のひめゆりの塔、靖国神社の遊就館、カンボジアのキリングフィールドなど戦争や虐殺の悲惨さを残す場所へ訪れました。
そのどれもが衝撃的で言葉を失いました。
今回のルワンダはキガリにある虐殺記念館も強い衝撃を受け、写真を撮ったり、あるところに近寄ることを体が拒否しました。
ルワンダの大虐殺はたった23年前のことです。
総人口の10~20%の方が亡くなりました。
詳しいことについてはここでは書きませんが、虐殺するか、されるかという二つの選択しかなかったと言います。
つまり、政府や過激派による虐殺だけではなく、住民間でも殺し合いがありました。
友達や知り合いを殺さなければ、自分が殺される、そんな状況を想像できますか?
最新の兵器によってではなく、自分の身の周りにあるもので人を殺すということが僕にはリアルに感じられて辛かったです。
負の遺産というべきかどうか分かりませんが、このような場所を訪れたとき、僕たちはこの事実を忘れてはいけない、風化させてはいけないと話します。
ただ人は平和な毎日を送る上で必ずこの気持ちは薄れていきます。
だから僕はそこからもう一歩踏み込んだ具体的な行動が必要なのではないかと思います。
例えば、平和教育や経済不況を防ぐための政策、民族対立の根本的な解決などなど簡単ではないですが、現実的な行動が重要だと思います。
悲惨な歴史を繰り返さないために僕たちができることはまだまだあるはずです。
9/19 記