国際支援のジレンマ

こんにちは!


なおとです。


これまでアジアやアフリカの発展途上国を中心に旅をしてきましたが、僕の中で1つ大きな葛藤があります。


日本は現在、政府やたくさんの企業や人が多くの発展途上国に様々な形で支援をしています。


そのような国で街を歩けば、日本との差は歴然です。


道にたくさんのゴミが捨ててあり、綺麗な建物もなく、道路もガタガタで、交通整理もまともにされていません。
日本との差をあげればキリがありません。


現在、裕福で恵まれた生活をしている日本のような国がそうでない国を支援することは基本的には良いことだと思います。


僕もそう思ってこれまでボランティアをしたり、そういう取り組みをしている企業などを応援したりしました。


しかし、たまにこのような思いがふと頭に浮かんできます。

 


「もし今発展途上国と呼ばれるような国が全て日本のような国になったら日本はどうなるのだろう?」

 


日本などの先進国はある意味で発展途上国の支援なしには成立しません。


僕たちが安くものを買ったり、裕福に暮らせているのは発展途上国がある上で成り立っています。


発展途上国が今後さらに成長していき日本と同じような水準の生活ができるようになったとき、日本は、日本人は今のような裕福な生活ができなくなると思います。


国際支援はもしかしたら将来の日本の首を絞めることに繋がるかもしれないと考えてしまいます。


僕たちが今やっていることが自分の子どもや孫にとってマイナスになってしまうかもしれないです。

 


この考え方は間違っているでしょうか?


日本も発展途上国もお互いに幸せ(裕福)になっていく方法はあるのでしょうか?


9/11 記