都議選の結果を経て

こんにちは!

 

なおとです。

 

先日の都議選では自民党が歴史的敗北を喫し、小池都知事が率いる都民ファーストの会が圧勝したという結果になりました。

 

数年前の大阪維新の会と似ています。

 

自民党に不信感が漂っているときに、圧倒的なカリスマ性を持ったリーダーがいる政党がその受け皿となって第一党と躍進しました。

 

今回の都議選と数年前の大阪との共通点は3つあります。

 

・第一党となった新党には強いリーダーシップを持った代表がいる

・与党が問題を抱えている。

・地方選挙である。

 

特にこの3つ目の地方選挙であるという点に注目すると、逆に言えば地方選挙だからこのようなことが起きたとも言うことができます。

 

圧倒的なリーダーシップと一定の不満を解消させるインパクトがあれば、地方単位であれば大きな影響を及ぼします。

 

国政という場ではなかなかこのようなことは起きにくいのではないかと思います。

 

理由としては、やはり物理的な大きさと、国と地方では仕組みが違うということがあげられると思います。

 

実際、大阪維新の会も国政に進出したものの、合流や解党を繰り返し、現在は力を弱めてきています。

 

今後都民ファーストの会も国政へ進出していくと思われますが、果たしてこの勢いのまま進んでいくのか、国政という壁にぶつかるのか興味があります。

 

安倍一強が続く現在、森友学園、加計問題や大臣の失言などによる内閣支持率の低下や自民党内での派閥の変化などで自民党に対する不信感を増えるなか、しかしその受け皿となる国政政党もはっきりしないこの状況で、今回の都議選で都民ファーストの会が躍進を遂げたのは今後の国政に大きな影響をもたらすのだろうと思います。

 

次の国政選挙ではここ最近の国政選挙とは一味違った結果が待っているかもしれませんね。

 

7/6 記