ハプニング2

こんにちは!


なおとです。


マレーシア最終日、飛行機の時間は午後九時出発なので、朝からクアラルンプール郊外のモスクを観光しようと思っていました。


ブルーモスク、正式名称はスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスクに行こうと前日から計画していました。


電車やバスを乗り継いで行く方が安いので、前日に下準備をして午前9時頃の出発を考えていました。


しかし、まさかの寝坊。
起きたときに時計を見るとまさかの11時過ぎ。
行くのを辞めようかなとも思いましたが、12時にチェックアウトした後、特にやることもなかったので、急いでブルーモスクに行くことにしました。


電車は簡単に乗り継いで、バス停のある駅に到着しました。
ここでまた新たな事件発生。
バス運賃が3リンギットなのですが、手持ち金は5リンギット以上のお札しかなく、運転手にはお釣りが出せないから崩してこいと言われました。
始発のバスだったので、待っててくれるのかと思って、崩しにいくとそのバスはその直後に出発しました。
30分に1本しかないので、それからまた30分待つことになってしまいました。


この時点で、寝坊と運賃のせいで既に三時間半ほど予定より遅くなっています。


バスは予定通り1時間弱でブルーモスク周辺のバス停に到着しました。
しかし、ブルーモスクまでの道に少し迷ってしまい、遠回りしてしまいました。
ブルーモスクを目の前に「よし、30分程度見て帰るぞ!」と思っていたそのときです。


横にあった建物から一人の男性が登場。
ブルーモスクに行く前にこっちに寄れとのこと。
時間がないというとすぐ終わるからと言われ、半ば強引に連れて行かれました。
そこで何をしたかというと、イスラム教の説明をしてくれました。
勧誘というわけではなく、単なる説明だったので時間があれば是非聞いてみたかったのですが、時間のない、そして英語が理解できない僕にとっては少し辛かったです。
結局一時間ほどイスラム教のことを教えてもらったり、聖書みたいなものをもらいました。


本来ならばこの時点でバスになるべき時間です。
しかし、ここまで来てブルーモスクの中に入らないのは悔しかったので、少しだけ見て帰ろうとしました。


そして靴を脱いでモスクに入ろうとした瞬間、まさかの日本語を話せる無料ガイドと日本から来ていた日本人観光客に遭遇。
ガイドが30分で終わると言ったのですが、僕にそんな時間はありません。
15分ならということで、モスクを案内してもらいました。 


本当に必須の部分だけを見て、足早にモスクを後にしてバス停へ向かいました。
バス停でバスを待っている間、ここで待ってていのか分からない、飛行機に間に合わなかったらどうしようという焦りに駆られすごく不安でした。


10分程度でバスは来て乗ることができました。
しかし、夕方の帰宅ラッシュということもあり交通渋滞がひどく予定より30分ほど到着が遅れてしまいました。


それから大急ぎで電車に乗り換え、ゲストハウスに荷物を取りに帰らなければなりません。


その後バッグを持って電車に乗ろうするも、満員電車のため乗れず3本も見送る羽目になりました。
時間にして45分のロスです。


詰めればもう少し乗れるはずなのに、既に電車に乗ってる乗客もこれから乗る乗客も乗る気がないとまで思えるマイペースです。
いよいよ本気で焦ってきました。
4本目では、現地の人たちに嫌な顔をされながらも思いっきり押し込んで電車に乗り込みました。


バスに乗り換えて空港に行く予定だったのですが、それでは絶対に間に合わないので、5倍くらい高いエクスプレス電車に乗ることにしました。


空港に着いたのはチェックイン受付終了時間7分前、チェックインカウンターに着いたのはチェックイン受付終了時間3分前でした。


本当に危機一髪でした。


飛行機に乗れたから笑い話ですが、間に合っていなければ前回のハプニングに匹敵する絶望感だったかもしれません。


やはりギリギリはよくないですね。
いつも全てのことがギリギリになってしまうこの性格を治さないといけないなと思うのですが、なかなか治らないです。
空港で暇つぶすくらいがちょうどいいんだと思います。


これからはもうこのようなことがないようにしたいと強く強く思っています。


猛省します。

 

6/7 記